1.世界中で社会の仕組みが変わってきています

　１８世紀後半にイギリスで起きた蒸気機関を原動力にした産業革命はそれまでの工業製品の作り方を
　根底から変革し、ひいては社会構造まで変えていきました。
　この変革は技術の革新によってもたらせたものと言えます。

2.第４次産業革命

　現在世界中で行われようとしている工業生産の仕組みの大変革は第４次産業革命と呼ばれています。
　その目指すところは生産者と消費者を直接結びつけて、消費者が求める商品を消費者が求める品質と
　数量を的確に、効率的に生産していこうとするものです。
　そこでは工場には不断に消費者の情報がリアルタイムにもたらされ、工場内部ではすべてのシステムが
　有機的に結合して、最も合理的な生産を実現していこうとするものです。

3.私たちの課題

　私たちは佐賀県において日夜生産活動にいそしんでいる中小企業です。
　もちろん佐賀にも第４次産業革命の余波は及んでくるでしょう。
　部品を作って納入している企業にとっては客先の要求はいよいよ厳しくなります、
　その納期、品質、価格とどれをとっても停滞することは許されず、日夜向上の努力が要求されます。
　この要求を実現していこうとする場合、自社の生産工程の見直しは必須です。
　完成品を納入しているメーカーにとって客先の要求は価格・品質以外にも
　客先の生産システムに応じた機能を持つことを要求されます。
　そしてその機能とは客先のシステムとつながることと言えます。

4.私たちが目指すもの

　私たちは自分の工場を変えなければなりません、変えることが出来なければ負けていくのが
　この社会の掟です。
　変えることを実現してくれるのは技術です、そしてそれを生み出す人間です。
　学び、実践していくことで勝利を目指します。